熊本弁護士会所属 弁護士法人リーガル・プロ

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■コラム

 

コラム-鹿瀬島

鹿瀬島 正剛 鹿瀬島 正剛
Seigou KASEJIMA
・昭和42年8月8日生
・早稲田大学政治経済学部卒
・平成12年弁護士登録
・熊本県弁護士会において,子どもの人権委員会,消費者問題対策委員会,倒産事件に関する協議委員会に所属
・KAB放送番組審議会委員
・西合志町情報公開審査会委員

★過去のコラム★
 平成18年[3月まで][4月][5月][6月][7月][8月

 平成18年9月29日(金)

 今日の新聞で,「
司法修習生落第最多」という記事が紙面を賑わせておりました(T_T)
 以前にもコラムで書きましたが,司法試験に合格しても,すぐに,資格をもらえるわけではなく,「司法研修所」というところで,みっちり勉強を教えられて,最後の卒業試験(「
2回試験」と言います。)にパスしてはじめて,資格が与えられることになっているのです。

 
僕らのときは,修習生の数が,850人(今年は1500人!)でして,そのうち,不合格だった人は19人(2.2%)でした!
 それでも,「
お前らは史上最悪だ!」とか言われ,僕は,「研修所でいい子にしてる奴なんて実務じゃ使い物になりませんよ!これからですよ・・これから・・・」とか負け惜しみを言っておりました。
 その後,この栄えあるワースト記録を,古田くんたちの期が見事に塗り替えてくれました(^_^)
 
古田くんたちの期は,1200人のうち46人(3.8%)が落第でした。

 ところが,
今年は,1500人のうち107人(7.1%)も落第してしまったみたいなのです・・・。
 「じゃあ,落第した人は,弁護士とかになれないの?」と思われるかもしれませんが,ご安心を・・・。
 高校のときの試験と同じで,数か月後に
追試(お情け試験)があり,それに合格すれば資格が与えられることになっております。
 まあ,その試験でだいたいの人は合格することになります・・・。
 でも,クラスで何人かしか落ちない試験に落ちたら,相当ショックでしょうね・・・。
 今回,不合格だった諸君!弁護士は,研修所時代の成績は全く関係ないので,気を落とさずに頑張れよ!!

 ★ 根拠レス競馬予想(スプリンターズステークス) ★
   秋最初のG1です!
   僕は,このレースより,ディープインパクトが挑戦する「凱旋門賞」の方が気になります(^_^)
   あんまり検討してませんが,強い馬が勝ちそうです!

 
 ⑦ オレハマッテルゼ
 
 ⑬ テイクオーバーターゲット

 の1点で勝負です!!

 では,では(^_^)v


 平成18年9月28日(木)

 最近「
ホームページを見て来ました!」という相談が増えてきました(^_^)
 もともと,広告のために,このホームページを開設したんですが,いつのまにか,僕と古田くんのコラムページ(
もう一人は何処行った??)のようになってしまっていたので,「作ってよかったな(^_^)」という実感が出てきました。

 そして,いよいよ来週には,カウンターが
5000に到達する見込みです(^_^)v
 「
カウンター5000到達記念パーティ」を開きたいと思ってますが,その栄えある5000を踏んだ方も是非ご招待したいものです。
 デジカメで写真でも撮って送っていただければ,こちらからご連絡いたします!

 今日,修習生の
渡邉くんから,「合格しました」という連絡がありました(^_^)v
 これで,10月半ばから,我がリーガル・プロに新しい弁護士が誕生することが決定しました!!
 期待してるぞ!頑張れよ!渡邉くん!!
 渡邉くんは,コラムを書くグループなのか?書かないグループ(
今はグループではないけど)なのか?
 乞うご期待です(^_^)

 さらに,次の日曜から,いよいよ待ちに待った
秋のG1シリーズが始まります。
 まずは,「
スプリンターズステークス
 お待ちかね(?)のコラム「根拠レス競馬予想」の復活です!!

 では,では(^_^)v


 平成18年9月26日(火)

 先週の金曜日,「
新司法試験」の合格者の発表がありました(^_^)v
 どうして「
」と付いているかというと,僕らが受けて合格した司法試験のことは,「」司法試験といい(何か「旧」と付くだけで昔の時代という感じがします(T_T)),ロースクール(法科大学院)出身者が受験する試験を「新」司法試験と呼ぶようになったのです。
 
 新聞の発表によると,合格率が
48%ということでした。
 熊大にもロースクールがあるんですが,4人受験して,1人合格(25%)という結果だったみたいです。
 当初,7割から8割を合格させるというような話もあり,ロースクール生は,少なからずショックを受けている模様です。
 ですが,僕らのころの「旧」司法試験といえば,合格率は,何と,
3%消費税より低っ!)で,よくこんな会話を受験生がしておりました。

 (古き時代の司法試験受験生の会話)
 A 「お前,ギャンブルとかする?」
 B 「しないよ。お前は?」
 A 「俺もしない。」
 B 「司法試験以上のギャンブルないしね・・・」

 合格率が50%近くもある勝負なんて,ギャンブルとは呼ばないですよね?(済々黌の受験だって合格率は50%以下ですから・・・)
 まあ,受験生は必死なんでしょうが,僕らのころの悲壮感は理解されない時代となるんでしょうね・・・。
 弁護士業界も新しい風が吹き込まれることは必至です。
 若者に負けないように精進せねば・・・。

 先日は,東京から
受験時代を共に勉強したA弁護士が熊本に来たので,楽しく呑みました(^_^)
 彼と別れた後,少しだけ呑んで帰る予定が,ついつい・・・
 美味しいお酒だと時間を忘れてしまうもので,今日は二日酔い状態でした(^_^)。

 では,では(^_^)v

 平成18年9月22日(金)

 本日,東京地裁で,「
国旗国歌強制は違憲」という判決が出ました(>_<)
 この問題に限らず,
「強制」=「義務」=「悪」という考え方がまん延している気がします。
 学校ってところは,「『自由』そのものを教えるところではなく,
自分の『自由』を享受するには,他人の『自由』も認めなければならない。」ということを教える場だと思います。
 「その結果,
いろんな『不自由』を甘受しなければならないこともある」ということを覚えていくのではないでしょうか?
 この訴訟を起こした先生らは,もしも,クラスで,ある子どもが,「
僕は座って授業を受けると集中できないので,歩き回っていいですか?」と言って,歩き回り出したら,その子どもに何と言うのでしょうか?
 「
それは,キミの自由だから,自由に歩き回っていいよ(^_^)」というのであれば,それはそれで一貫した教育といえます(これを「学級崩壊」と呼びますが・・・)。
 そうではなく,「
椅子に座りなさい!授業は座って受けるものですよ!クラスのみんなも座ってるでしょ!!」と言うのではないでしょうか?
 国旗・国歌の問題は,「
思想・信条の自由」の問題だから,あなたの反論は的外れだと答えるんでしょうか?
 子どもにその違いを教えることが,本当にできるのでしょうか?
 「
先生だって,君が代歌いたくないから,歌わないじゃん!」と言う子どもを本心から納得させることが出来る自信があるんでしょうか?
 では,小泉首相が,「
靖国を私的に参拝することは思想・信条の自由だから認めろ!」と言ったら,
 今回提訴した先生らは,「そうだ!そうだ!」と言ってくれるんでしょうか?
 「
小泉首相は,これほど多くの人が行くなと言っているのに,それでも強行するなんて!まるで独裁者だ!」と言うのではないでしょうか?
 「一介の教師と総理大臣では
立場も,社会(外国)に与える影響も違うから,同列に論じるのは暴論だ!!」と答えるんでしょうか?
 その理屈を子どもたちは,納得するでしょうか?
 
詭弁だと思われずに,納得させる自信がありますか?
 甚だ疑問です。
 法律家が,法律を解釈して,違憲という結論を導くことは理屈としてはあり得ることでしょう。
 でも,現場で働く先生方は,法律の解釈の中で授業をしていくわけではないでしょう・・・。
 自分たちの主張が認められてよかったかもしれませんが,とてつもない波及効が教育界に訪れることを危惧します。

 僕の通っていた小学校では,夏休みには,学校の先生が,クラスの全員をキャンプに連れて行ってくれました。
 ところが,今ではそういうことは行われていないそうです。
 理由を聞くと,そういう企画を親御さんに提案すると,決まって,ある親御さんから
 「
それは,義務ですか?
と言われ,「
義務ではありません。」と答えると,
 別の親御さんから,
 「
万一事故が起きたら誰が責任を取ってくれるんですか?」と聞かれ,
 そのうち,誰も手を挙げる先生が居なくなったということです。
 何か間違ってると思いません??

 控訴審を注目しています。

 では,では(^_^)v


 平成18年9月19日(火)

 
台風一過の秋晴れです(^_^)
 台風のおかげ(せい)で,ぼした祭りが延期になりました(>_<)
 この日のために準備を進めてきた後輩たち!
 もう少しだ!頑張れよ!!

 「
THE有頂天ホテル」を観ました(^_^)
 (僕は,「有頂天」というと,
ケラ・サンドロビッチのバンドを思い出すんですが,そんなこと分かる人殆どいませんよね??)
 三谷幸喜は,相変わらずすごいなと思いました。
 バラバラだったピースが最後に一つになっていき,見終わったら何となくほのぼのとしてしまうのです・・・。
 みなさんも是非ご覧あれ!
 でも,僕は,三谷作品で一番好きなのは,
舞台の「笑の大学」です。
 これは,僕の観た舞台の中でもNO1だと思っている作品です。
 映画化もされましたが,舞台の方がはるかに良い,というか,この作品は舞台でこそ,その良さが出るものだと思います。
 DVDで販売されています(^_^)
 僕のDVDは,Nちゃんに貸したままです(T_T)
 そろそろ返してネ(^_^;)

 では,では(^_^)v


 平成18年9月15日(金)

 今日は,
僕の誕生日会を事務所で開いてもらえます(^_^)v
 僕の誕生日は8月なんですが,みんなの予定が合わず,今日になってしまったのです・・・。
 リーガル・プロも人が増えて(総員9名),全員の予定を合わせるのも一苦労なんですよね(^_^;)
 今日は,10月から山鹿事務所で働いてもらうことになっている,
Uさんと,Fさんのお嬢ちゃんの晴菜ちゃん(1歳)も一緒です(^_^)
 さぞかし賑やかな食事会になることでしょう・・・

 10月の半ばからは,期待の新人
渡邉くんが登場します。
 今は,まだ,研修所で最後の試験を受けているところでしょうか?
 渡邉くんは,誠実で真面目な感じの好青年です(^_^)
 一芸路線真面目路線一芸路線真面目路線という順序で,弁護士の採用をしようと思っていました・・・。

 ということは,
古田くんは・・・。

 では,では(^_^)v


 平成18年9月13日(水)

 「
男たちの大和」を観ました。
 こういう映画がヒットすると,
 「
戦争を美化している!」とか「軍国主義復活の兆候!」とか言って,批判する人が必ずいます(>_<)
 果たしてそうなんでしょうか??

 小泉首相が8月15日に
靖国参拝をしたことはどうでしょうか?
 否定派の人は,「
東京裁判でA級戦犯として裁かれた人が祀ってあるからダメだ!」とよく言います。
 しかし,僕は,「
国のために死んで逝った人のために,国の代表者が掌を合わせるのは当然」だと思っています。
 法律家として言わせてもらえば,「
東京裁判」というものは,「裁判」とは名ばかりで,戦争に勝った国が,戦争に負けた国を私刑(リンチ)にしたとしか言いようがありません(>_<)
 なぜなら,「犯罪」として処罰するためには,その犯罪行為が行われたとされるときに,「犯罪」として法律で規定されていなければならないこと(
事後法禁止の原則)は,裁判の大原則なのですが,処罰の対象とされた戦争のときには,法律(極東国際軍事裁判所条例)は存在していなかったのですから・・・。
 例えていうなら,現在,成年であれば酒を飲むことは自由ですが,酒を飲んだ次の日に,禁酒法が制定され,逮捕され処罰されてしまうようなものです。
 どう考えてもおかしな話だと思いませんか?
 実際に,「東京裁判」で惟一人の国際法学者であった,インドの
パール判事は,全員を「無罪」とする判決を書いています。
 ちなみに,A級戦犯の「
A級」とは,「平和に対する罪」を犯したという意味であって,「B級」や「C級」より重い罪という意味ではありません。だから,「A級」で起訴された人よりも,「B級」「C級」で起訴された人が重く処罰されている場合もあります。

 このようなことは,あまりマスコミで報道されていません。
 報道すれば,叩かれることが分かっているからでしょう・・・。

 自分の国土を踏み荒らされた国(中国や韓国)が,首相の靖国参拝に抗議するのは仕方がないと思います。
 しかし,何故,日本国民まで一緒になって,抗議するんでしょうか?
 
戦争により尊い命を投げ出した方たちがいるからこそ,現在の僕たちが存在しているのですから,素直にご冥福を祈るべきだと思いますがどうでしょうか?

 僕の考えには異論もたくさんあると思いますが,今回,「男たちの大和」を観て,日頃考えていたことを書いてしまいました。
 まだまだ書き足りませんが,この程度で・・・

 では,では(^_^)v

 平成18年9月7日(木)

 今日は,夜,研修所時代の
教官と福岡で呑みます(^_^)
 現在働いている弁護士・裁判官・検察官は,全て,「
司法研修所」というところで,同じ釜の飯を食べた経験を持っています。
 そして,研修所というところは,それはそれは勉強をさせられるところではあるんですが,「教官」と呼ばれる先生たちが,もの凄く面倒見がよくて,勉強のことだけではなく,将来の不安や,私生活の悩みまで聞いてくれるのです。
 だから,ある意味,この「教官」には一生頭が上がらなかったりするわけです。
 「教官」と呼ばれる人たちは,現職の裁判官・検察官・弁護士が,一定期間,研修所に教えに来て,その後また現場に復帰するというシステムになっています。
 今日会う「教官」は,検察官で,この4月に福岡高検に赴任してこられたので,九州にいる教え子たちと呑もうということになったわけです。

 「
教官!」という言葉を聞いて,「堀ちえみ」を思い出した人は,同世代です(^_^)

 明日は,熊本県立劇場で,ぼした祭りの「
前夜祭」があります。
 昨年は,その「前夜祭」の担当者として,四苦八苦していたことが,懐かしいです。
 1年経つのって早いですね~

 では,では(^_^)v

 平成18年9月4日(月)

 9月になりましたね(^_^)
 先週の土曜日,野球の練習に行きました。
 午後1時から午後4時30分までみっちり練習があり,今日になっても,身体中が悲鳴をあげている状態です(T_T)
 子どものころ,全く,野球というものをやったことがなかったのですが,やってみると,これがまた面白いんですよ。
 今週の土曜日には,
野球の試合をするためだけに,沖縄に再訪します(^_^)
 いい歳をしたおっさん達が,はるばる飛行機に乗り,野球の試合をしに行くというのも,何とも,滑稽ですが,何とも,贅沢な旅でもあります。
 結果は,いずれご報告します(^_^)

 先日,「
フライ,ダディ,フライ」(主演:岡田准一・堤真一)という映画を観ました(^_^)
 堤が扮する冴えないオヤジが,自分の娘を暴行した高校生をやっつけるために,ケンカの天才である高校生(岡田)に弟子入りするというお話し。
 法律の世界で生きている僕が,ともすれば忘れがちな,熱い気持ちをかき立てくれるよい映画でした。
 是非,一度ご覧あれ!!

 「
自分の娘が暴漢に襲われたら,僕は法律家でいられるのか?
 そんなことを自問自答しながら,寝床につきました(@_@)

 では,では(^_^)v

 
 
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